栄養でヘルシーな長野県の郷土料理・おやき（長野県） | 風俗のお仕事コラム

長野県の郷土食・おやきについてご紹介します。
おやきは、小麦粉やそば粉などを水で溶いて耳たぶくらいに柔らかく練った生地に、野菜やあずきなどの具を包んだおまんじゅうのようなものです。
山に囲まれ、雪の多い信州では、かつて稲作の収量がなかなか伸びず、お米の代用品として、そばや小麦が栽培されてきました。
長野県の多くの地域は、急峻な地形や寒冷な気候のためお米の栽培に適しません。
そこで、お米代わりに小麦やそばを原料とした食品が古くから食べられてきたのです。
おやきもその一つで、具には味噌や塩、しょう油などで味付けされた野沢菜、なす、きのこ、切り干し大根、ねぎみそ、複数の野菜を混ぜたものなどの野菜シリーズと、小豆あん、かぼちゃ、クルミなどの甘いものシリーズがあります。
家庭でもつくることができるので、地域や家庭によって具材や味も異なります。

包んだあとの仕上げ方も焼き、蒸かし、焼き蒸かしの3パターンがあります。

囲炉裏のひまわり設置した網や鉄板にのせて、両面をこんがりと焼いていく手法です。
長野市の善光寺の近くにあるおやきの老舗店「小川の庄　おやき村長野分村大門店」では、手作りしてその場で食べることができる体験もできます。

蒸し器で蒸す手法です。おまんじゅうや蒸しパンのような食感に仕上がります。

油を引いた鉄板やフライパンで軽く表面を焼いて、蒸し器で蒸す手法です。


現在は各家庭に囲炉裏がないため、蒸かしか焼き蒸かしのおやきが主流になっています。
また、長野県内のコンビニや高速道路のパーキングエリアなどで観光土産として置かれているほか、海外の催しにも出品されています。

さらに、おやきはヘルシーフードとして注目されています。
野菜と小麦粉を大量に使っているので栄養バランスが良く低カロリーなため、ダイエット食品として食べられています。
また、妊婦さんにとっても体重増加を気にせずに食べることができる一品なのです。
大きさも手ごろなので、子どものおやつとしてもおすすめです。

長野県に出稼ぎで訪れた際には、ぜひおやきを味わってみてください。
種類もたくさんあるので、お気に入りの味が見つかるはずです＾＾


いかがでしたか？
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