福山の伝統工芸・松永下駄

福山の伝統工芸・松永下駄

山口県福山市には伝統工芸が多く存在します。
その中でも今回は、着物や浴衣に欠かせない松永下駄についてご紹介します。

松永下駄は明治時代初期に広島県福島市松永町で生まれました。
当時、松永では製塩業が盛んで、その塩を煮詰めるために使う薪の中に、燃やしてしまうにはもったいないほどの大きな木材があり、その木で下駄を作ったことが始まりだとされています。
その当時の下駄は高価な桐材で作ったものが主流だったため、安くて大衆的な下駄として親しまれた松永下駄は次第に全国各地に広がっていきます。
その後、生産ラインを機械化することで大量生産に成功し、1955年(昭和30年)ごろには年間5,600万足という全国で一番の生産量を記録します。
現在も日本各地で流通している約5割のものが松永下駄なほど、いち産業として発展しています。

そして、鼻緒も幅が広いものや、福山の伝統工芸品の一つの織物・備後絣(びんごがすり)で作ったものなどがあり、昔ながらのこだわりが現在も受け継がれています。
さらに、下駄を履いた時の楽しみの一つである、歩くたびにカランコロン♪とする音は、松永下駄の独自のものだといいます。
しかし、最近では音が鳴らないよう二枚歯にスポンジゴムがついたものが多いそうです。
せっかく履いて歩いたのに音がしないのは、少し寂しいかもしれません(;;)

毎年、夏にはお祭りで浴衣を着る機会がありますよね。その時のために、一足ゲットしてみてはいかがでしょうか?
伝統工芸品だから高そう...とか、夏以外に出番がないから...と購入を敬遠しがちですが、実際の価格は安いものでは1,000円代、高価なもので7,000円代とさまざまです。
さらに、種類も大人の男性用、女性用、子供の男の子用、女の子用、雪駄(せった)があり、サイズもS、M、L、2Lというラインナップです。
鼻緒の絵柄も豊富に取り揃えていて、どの絵柄の鼻緒を選ぼうか目移りして迷ってしまうことに間違いありません。

また、福山市の老舗店・松永下駄工房では、自分で下駄の土台の素材と鼻緒を選んでオリジナルのMY下駄を作ることができます。
稼いだお金で、出稼ぎに来た記念に作ってみても楽しいかもしれませんね♪
店舗で買うこともできるので福山市を訪れた際には、松永下駄に注目してみてください。
行けないけど今すぐ欲しい!という方は、通販することもできるので松永下駄工房のHPをチェックしてみてください。

いかがでしたか? 福山市にはほかにもたくさんの伝統工芸品があります、
実際に福山を訪れて、さまざまな工芸品を手にとってみてください。
また、福山市での出稼ぎをお考えの方は、ぜひ出稼ぎドットコムまでご連絡ください。
待遇面や面接についてなど、なんでも相談を承ります。
お気軽にお問い合わせください。ご連絡、お待ちしております。

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