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福島県の必見穴場スポット集
東山温泉とその周辺の、何故か異国的な純和風
「東山温泉(ひがしやまおんせん)」は会津若松市にある温泉で、「鶴ヶ城」観光のお供に最適な立地です。この温泉街は温泉そのものももちろん魅力的ですが、この周囲の自然の景観と、東山温泉の温泉宿に泊まる上で得られる「東山四大滝」めぐりという貴重な体験に注目していただきたいと思います。
東山温泉は非常に景観に優れた湯川(ゆがわ)に沿って20軒を超える温泉宿が軒を連ねる温泉街です。この流域はすでに中流であり、ある程度流れが速く、しぶきを上げながら流れる澄んだ水が空気にも混ざり合っているようで、どこか涼しげな雰囲気の漂う落ち着いた地域です。市街の喧騒からは離れており、多くの木々は秋には紅葉して紅い葉を川面に散らします。川沿いの温泉宿の醍醐味といっても良い素晴らしい情景ですので、訪れるならば紅葉の時期をおすすめします。この温泉宿の周囲の街並みは騒がしさこそないものの、不思議な温かみのある田舎らしい賑わいを秘めています。夜には赤い提灯が灯り、小さな飲み屋が煌々と世闇に浮かびます。夜遅くまでやっている射的場の明かりも、やはり提灯の暖かな光が導きます。街頭に蛍光灯を用いることを好まず、東山温泉街の夜の街並みは非常に幻想的で、和の雰囲気を重んじているのですが、その強烈な世界観は物語の中に迷い込んだような心地にさせられます。付近には「東山四大滝」と呼ばれる美しい滝を見られるスポットが少なくとも四か所存在します。東山温泉に浸かる観光客で、これらの滝を巡らない人はほとんどいないでしょう。
思わず背筋が伸びる、会津藩校日新館
「日新館(にっしんかん)」はかつての会津藩の藩校であり、会津を代表する偉人たちを多く輩出した名門です。藩校とは読んで字のごとく藩が藩士の子弟を教育するために設立したもので、会津の地に限らず当時各藩にあって、やはりその時代に名を馳せるほとんどの人物がこの藩校で幼少期を過ごしています。藩校が説く正しい人間としての振る舞いは歴史を経た今の私たちにも変わらず適用できるものばかりであり、「日新館」は非常に学ぶことの多い場所です。観光地として一般開放され、中では様々な学びを遊び感覚で体験できます。
日清菅は1987年に開校した藩校であり、生徒たちは何よりも父母を重んじることを基本に据えた礼節をはじめ、座学、武術の勉強に励みました。10歳で入学し、15歳まではいわゆる初等部に属し、そこから試験に合格した一部の者が高等部に進学することができました。そこでも成績優秀であれば江戸の藩校に移るなどの便宜が図られ、出世の道が開かれます。この頃にはすでに今の学校制度の原型ができていたことがうかがえますね。戊辰戦争により焼け落ちましたが、その後復旧作業が行われ、今では立派な姿を取り戻しています。外観だけでも十分に楽しめる観光スポットです。
日新館は今もって現役の、当時とさほど変わらぬ性質を保持する施設が多数あります。大規模で本格的な弓道場は一般の利用も可能ですが、全国大会なども行われる正式な試合場です。会議室なども完備してあり、合宿施設としても機能しているため、十名以上の団体であれば宿泊することも可能です。気軽に楽しめる体験型のレジャーでは、座禅、茶道、赤べこづくり、なぎなた、絵皿づくりなどがあります。
凄惨な大爆発が生んだ色とりどりの五色沼
「五色沼(ごしきぬま)」は福島県の耶麻郡(耶麻郡)北部、磐梯山(ばんだいさん)にある堰止湖(せきとめこ)です。まず、堰止湖とは一般に地震や火山噴火などの要因で劇的に地形が変化した際に形成される湖のことですが、五色沼はその中でも珍しい、特別な原因に端を発しています。五色沼のある地域は裏磐梯などと呼ばれ、会津富士として名高い磐梯山の中でも特に景観豊かなエリアです。しかしその五色沼を含む類い稀な、自然には決して発生しえない地形、景観の成り立ちは壮絶なものでした。
五色沼――または「五色沼湖沼群」はひとつの沼の名称ではなく、裏磐梯一帯に点在する大小さまざまな湖の総称です。一帯は『磐梯朝日国立公園』に指定されており、険しい山奥に秘められた秘境でありながら、全国から観光客を集める福島の名所となっています。五色沼の水面はそれぞれが異なる色合いを有しています。通常考えられないことですが、五色沼はその形成要因の特殊性からそれぞれの湖底に異なる大きさの微粒子(酸化鉄やアルミニウム、珪酸など)が沈殿しており、それらの微粒子の光の拡散度合いによって湖の色合いがコバルトブルーやエメラルドグリーン、または朱色に染まって見えるという特殊な現象を生んでいます。
五色沼は1888年に磐梯山の山頂付近で起こった『水蒸気爆発』によって形成された湖です。山岳や河川などの地形が通常数百万年単位で形成されその景観で今に生きる私たちの目を楽しませてくれていることを考えると、五色沼は非常に最近生まれたばかりの観光名所と言えるでしょう。この水蒸気爆発は磐梯山の形を変えてしまうほどの、世界的に見ても規模の大きなものであり、当時は周辺地域に住んでいた400人以上の命を奪いました。
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