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日本初!足湯付き新幹線「とれいゆ つばさ」
足湯付き新幹線「とれいゆ」
日本では各地で趣向を凝らした観光列車がいろいろありますが、JR東日本の山形新幹線にはなんと、車内に足湯を設置した新幹線車両初となる足湯付き新幹線「とれいゆ」があります。
「とれいゆ」とは「トレイン(列車)」とフランス語の太陽を意味する「ソレイユ」を合わせた造語。(「とれい湯」ではありません。)11号~16号車までの6両編成で、福島駅から新庄駅間を、原則として土日祝のみ運行しています。
「食・温泉・歴史/文化・自然」を、温泉街のように散策しながら列車の旅を楽しむ、というテーマで誕生したとれいゆは、車窓を眺めながらくつろげる「足湯」のほか、畳の「お座敷指定席」や山形県産の地酒やワイン、ジュース等を取りそろえた「バーカウンター」などがあります。
16号車「足湯(くつろぎの間)」
16号車にある「足湯」は、紅花色の湯船が石張りの小上がりに一度に4人利用できる浴槽が2つ配置されています。(利用時間は1人15分間)山形の名産「ベニバナ」をイメージした真っ赤なカラーがとってもおしゃれ!車両には湯の循環システムを搭載し、さらに一往復したらすべて排水して湯を入れ替えるシステムなので、衛生面もばっちりです。お湯は40度に保たれ、熱からずぬるからずの適温!また、更衣室やソファベンチも完備されています。
利用はオプションなので、事前に予約をするか、足湯車両にいる湯守りアテンダントさんに問い合わせてみてくださいね♪
15号車「湯上りラウンジ&バーカウンター」
15号車の「湯上がりラウンジ」は、お座敷指定列車。足湯を楽しんだ後、湯上りに休憩できるラウンジフリースペースです。
畳のお座敷の上に、本桜のテーブルが置かれていたり、ベニバナ色のバーカウンターがあったり、有機ELパネルで構成した山形ゆかりの品を展示する飾り棚があり、新幹線の中だとは思えない空間。「湯上がりラウンジ」のコンセプトは、「モノや人との出会いの場」なので、山形の伝統や文化と出会ったり、旅の仲間と交流を深めるための空間となっています。
また、「湯上がりラウンジ」にある紅花色のバーカウンターでは、山形の地酒やフルーツジュース、おつまみ、ジェラート、お土産などが販売されています。
特に地酒の品ぞろえは充実しているので、ラウンジでゆっくり飲み比べするのもオススメですよ!
12~14号車「お座敷指定席(語らいの間)」
新幹線車両初となる「お座敷車両」は、ペアとボックスがあり、シートはなんと畳敷き!各席には開閉できる大きなカバ材のテーブルが付いており、ここでお弁当を広げたり、おしゃべりをしたりと通常の新幹線とはまた違ったくつろぎ空間を満喫できます。各車両には、さくらんぼやラ・フランスなど、山形の特産のモチーフが隠れているのでぜひ探してみてくださいね。
山形の食材がいっぱいのお弁当
「とれいゆ つばさ」は、オリジナルメニューの食事も魅力的!往路は「はらくっちーな」と名づけられたブランチ、復路では「おしょうしなっし」というふるさと御膳がいただけます。プロデュースは、料理ブログでも有名な幸せ料理研究家“こうちゃん”こと相田幸二さん。山形出身とあって米沢牛やだだちゃ豆、つや姫など、地元食材が満載です♪
料金と購入方法
とれいゆの切符は、窓口・券売機などで購入できます。またWEB「えきねっと・JR東日本」または「JRサイバーステーション」などで予約・空席確認ができます。
乗車料金+特急券料金(新幹線と同じ運賃)がかかるのでお気をつけくださいね!
〈例〉福島〜新庄:乗車料金2,590円+特急券2,550円=5,140円
いかがでしたか?
出稼ぎで山形県に訪れた際は、是非日本初のの足湯列車に乗ってみてはいかがでしょうか♪
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