岩手で河童捕獲！？「カッパ淵」（岩手県） | 風俗のお仕事コラム

妖怪、神様、伝説上の動物、未確認動物など諸説飛び交う日本でも馴染みのある「カッパ」。
カッパと言えば、全身緑色で、頭にはお皿、口には短いくちばしがあり、キュウリが好物など特徴が多く、昔話の中でも数多く登場するので、ご存じの方も多いと思います。
実は、岩手県には、そんなカッパが暮らすといわれている「カッパ淵」があるんです。
カッパ淵があるのは、岩手県遠野市。岩手の中央部に位置する人口３万人ほどの街です。かつてこの地では、カッパが生息しており周辺地域に暮らす人々を驚かして回ったという伝説が多く残されています。澄んだ水がさらさらと流れるカッパ淵は、うっそうとした茂みに覆われ、今水の中からカッパが飛び出して人を驚かせそうな雰囲気がありますよ♪

野生の鳥や獣は法律で捕獲が禁止されているため、狩猟や害獣駆除などを行う場合捕獲許可証が必要ですよね。本来は、鳥や獣を対象とした捕獲許可証ですが、『民話のふるさと』と言われている岩手県遠野市ではなんと、「カッパ捕獲許可証」が発行されているんだそうです。
この許可証は遠野市で購入できるほか、インターネットでも通販で販売しています。許可証の期限は１年間。５年続けて更新すると、許可証はゴールドに！ゴールドになると遠野市での買い物が５％割引になるうれしいサービスもあります。許可証を手に入れたらさっそくカッパを釣りにいきましょう！許可証の裏面には「カッパは生け捕りにし、傷をつけないでつかまえること」「頭の皿を傷つけず、皿の中の水をこぼさないでつかまえること」など、カッパ捕獲７か条が記されているので事前にしっかり読んでおきましょう！

カッパ淵には、３つの見どころがあります。

◆狛河童
カッパ淵の近くにある常堅寺。そのお寺の狛犬は、犬ではなく、なんとカッパなんです！全国的に珍しいカッパの狛犬。近くに訪れた時は要チェックですよ。
◆河童神様の祠
淵の岸辺には、カッパ神を祀った小さな祠があり、子持ちの女性がお乳が出るようにと願ををかけるとかなうといわれています、願かけには、赤い布で乳の形を作り、この祠に納めるのが習いとされています。
◆名人の釣竿
カッパ淵に行くと、持ち主のいない釣竿があります。これは名人の釣竿。毎日胡瓜を新鮮なものに取り換え、カッパが釣れるのを待ってだそう。監視カメラもセットされているので、カッパが釣れたら即、遠野放送局に映像が入るんだそうですよ！

＜詳細＞
名称：カッパ淵
住所：〒028-0555　岩手県遠野市土淵町土淵７地割
アクセス：遠野駅から約6Km　車で11分と徒歩5分　自転車で約40分
伝承園から徒歩5分 駐車場は伝承園の駐車場が利用できます。
観覧時間：観覧自由
定休日：無休
電話番号： 0198-62-1333
料金： 無料
公式サイトURL： http://www.tonojikan.jp/kanko/kappabuchi.shtml

いかがでしたか？
出稼ぎで岩手に訪れた際は、是非河童のゆかりの地、遠野に訪れてみてはいかがでしょうか。