ユニークな駅・後免(ごめん)駅

ユニークな駅・後免(ごめん)駅

ごめん・なはり線にある「後免駅」

高知県に、「ごめん」とまるで謝っている駅があるのをご存じでしょうか?
それは、高知県南国市にある「後免(ごめん)駅」。
後免駅はJR四国、土佐くろしお鉄道の共通駅で、1日平均の乗車人員は1,844人。実は、高知県内で高知駅の次に多く利用されている駅なんです。日本最後のローカル線として2002年に開通した「ごめん・なはり線」は、「後免駅」から室戸岬にある「奈半利駅」まで土佐湾沿いの42.7㎞、20駅を結んでいます。また、くろしお鉄道のごめん・なはり線には各駅キャラクターが描かれた「てのひらを、太陽に号」なんてカワイイ車両もありますよ♪

後免駅の由来

後免駅のある後免町は350年ほどの歴史ある町です。江戸時代の17世紀半ば、土佐藩の奉行職・野中兼山が商取引の場を設け人を集めるために、租税や諸役を免除したそうです。その租税や諸役の免除で「御免」という地名がつき、その後「後免」になったそうです。

ごめんえきお君

ごめん・なはり線の始発駅にいるキャラクターは「ごめんえきお君」。ごめんえきお君は駅員さんがモデルで、その他沿線20駅すべてに特長を活かしたかわいいキャラクターがいます。やなせたかし氏がキャラクターデザインを手掛けているため、まるでアンパンマンのキャラクターのようなとってもかわいいキャラクター達!そんな各駅のキャラクターは、ぬいぐるみに、Tシャツ、ピンバッヂなど様々なグッズが用意されていて、沿線の直販所やおみやげ屋さんで買うことができます!

やなせたかし氏作の「ごめん駅でごめん」

0・1番ホームにあるごめんえきお君の像の前には、高知県出身の漫画家・やなせたかし先生直筆の歌碑「ごめん駅でごめん」という詩碑があります。

『ごめんごめんごめん ごめん駅へ行こう 電車が着くたびに ごめんごめんごめん
ごめん駅でみんな ごめんごめんごめん 私もあなたも ごめんごめんごめん

ごめんごめんごめん 言いそびれた言葉 ごめんごめんごめん ごめん駅でごめん
ごめんごめんごめん ごめんねごめんね ごめんごめんごめん』

後免駅の次の駅は後免町(ありがとう)駅

後免駅の次の駅は、「後免町(ありがとう)駅」。「ごめん(後免駅)の次は、ありがとう」というコンセプトで、「ありがとう駅」という愛称が、地元出身の漫画家やなせたかし先生によって名付けられました。この看板を見るだけでもやさしい気持ちになれますね♪

<詳細>
駅名:後免駅
住所:高知県南国市駅前町2丁目4-104
電話:088-863-2674
関連URL:http://gomen-nahari.com/

いかがでしたか?
後免駅には「優しい心になれる町・ごめんほのぼのMAP」や、町のあちこちにやなせたかし氏のキャラクター、アンパンマンの像が点在しています。
高知県に出稼ぎで訪れた際は、是非後免駅を利用してみてはいかがでしょうか♪

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