ジーンズの歴史や製造工程を学べる「ジーンズミュージアム」（岡山県） | 風俗のお仕事コラム

岡山県倉敷市児島は日本のデニム発祥の地と言われるほどデニム作りに伝統のある地域。
実は、日本でジーンズを初めて国産化したのは児島の町なのです。
児島がデニムの聖地とされるのは、木綿の栽培が盛んで織物や縫製も高度な技術が培われてきた歴史的背景もあり、現代のジーンズやデニム製品の製造にも職人による丁寧な手仕事が生かされています。

そんなジーンズの聖地・児島には、「ジーンズミュージアム」があります。日本初のジーンズの博物館で、日本博物館協会にも登録された正式な博物館なんです。
運営は、老舗のジーンズメーカー「ベティスミス」社。ジーンズの歴史がまとめられたパネルから、古い製造設備、貴重なジーンズやデニム生地まで、ジーンズに関する豊富な展示・情報があり、ジーンズについて様々な側面から学ぶことができます。ミシンが並んでいる縫製工場では、職人の方たちが作業する姿を見学することもできますよ！

ジーンズミュージアムの１号館は２階建てのレトロな木造の建物で、１階部分がミュージアム、２階部分がオーダージーンズの注文スペースになっています。アメリカでジーンズが誕生した歴史についてのパネルや、リーバイス社の貴重なジーンズ、ジーンズ生産に使われていた古いミシンなどが展示されていますよ。（※オーダージーンズは要予約です。）

２０１４年にオープンした２号館は、もともと洗い工場として使われていた建物で、日本国内でのジーンズ生産の歴史に関する情報や製品・機械が展示されています。
時代時代の製品展示は、ベティスミスだけでなく、ビッグジョン、ボブソンのものもありますよ！また、ジーンズミュージアムには、リベットを打っていない製造途中のデニムが陳列されているので、好きなリベットを打って自分だけのオリジナルジーンズを作ることもできます。

リベットに留まらず、ミュージアム１号館の隣には、「ベティスミス・ジーンズ作り体験工場」があるので、世界に一本だけの自分のためのジーンズを作ることができます。ジーンズ作りといっても１から作るのではなく、ジーンズを試着して好きなものを選ぶ→好みのパーツ（フロントボタン、リベット）を選ぶ→機械でパーツをつける作業を体験、という流れ。革パッチの縫いつけと裾上げは、スタッフさんがしてくれます。料金は、７，５００円～。もちろん、作ったジーンズは持って帰ることができます。
また、体験工場では、デニム・ストラップ（かキーホルダー）の製作体験も可能です。料金は、４００円。
ジーンズ作り体験は、来店の際に空きがあれば（予約なしでも）対応してくれる場合もあるそうですが、原則、事前の予約が必要なので、事前予約はお忘れなく♪

＜詳細＞
名称：ベティスミス ジーンズミュージアム
開館時間：9:00～18:00
休館日：年末年始
入場料：無料
所在地：岡山県倉敷市児島下の町5-2-70
電話番号：086-473-4460