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スリル満点!日本三奇橋の一つ「祖谷のかずら橋」
日本三奇橋の一つ「祖谷のかずら橋」
日本有数の温泉地でもあるに祖谷(いや)には、有名な吊り橋があります。
全長45m、幅2m、祖谷川の水面から14mの高さに架かる橋で、国の重要有形民俗文化財に指定されています。
その橋の名前は『かずら橋』。
「かずら橋」というのは葛類の植物、シラクチカズラを使って造られた吊り橋のことで日本三奇橋の一つです。三好市東祖谷や福井県にも存在し、最古の物では、1646年に7つの「かずら橋」が存在したといわれています。
敷綱でつながれた横木と横木の間は10センチほど離れているため、足元の木の隙間からは祖谷渓の川の流れがつぶさに見え、踏み込むとギシギシと揺れるためスリル満点です!!
安全性を考慮して、3年に1度架け替えが行われるこの橋は、平家の落人が追ってから逃げるとき、すぐに切り落とせるように葛を使って橋を造ったといわれています。
昔は祖谷川の各所にかずら橋が架けられていましたが、現在では、「祖谷のかずら橋」と「奥祖谷二重かずら橋」のみとなっています。
奥祖谷二重かずら橋
奥祖谷二重かずら橋は、山深い谷合いにかかる、男橋と女橋の二本の橋の総称です。
剣山、平家の馬場での訓練に通うため、平家一族が架設したといわれています。
かずら橋が2本並んで架かっており、女橋の横には、ロープをたぐり寄せて川を渡る野猿という人力のロープウェイもあります。
四季折々の自然
周囲を木々に囲まれ、祖谷川の渓流を見下ろすロケーションにかかる「祖谷のかずら橋」は、四季折々の景観を楽しむことができます。
眼下には祖谷川、春は藤、夏は新緑、 秋は紅葉、冬は雪景色とその姿は一年中飽きることがありません。
それぞれの季節に行ってみたくなるのも、「祖谷のかずら橋」の魅力です。
◆春のかずら橋
春のかずら橋は、橋を覆うように群生した見事な山藤が魅力。
重厚なかずら橋に、淡い紫色の藤の花が映えます。
◆夏のかずら橋
夏のかずら橋は、新緑の木々に囲まれとてもさわやか。
心地よい風が吹き、森林浴気分を味わえます。
◆秋のかずら橋
秋のかずら橋は、あたり一面が赤や黄色に色づきます。
かずら橋と色づいた周りの木々は、何とも言えない趣があります。
◆冬のかずら橋
冬のかずら橋は、静かに降り積もる雪に覆われます。
かずら橋の色と薄く積もった雪が、幻想的な雰囲気を漂わせています。
ライトアップ
祖谷のかずら橋は、毎晩19時から21時に「かずら橋」のライトアップが行われます。
闇夜に浮かび上がる「かずら橋」はとても幻想的ですよ♪
出稼ぎで徳島に訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
<名称>
・名称:祖谷のかずら橋
・住所:徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
・アクセス:(車)井川池田IC→国道32号(高知方面)→県道45号→県道32号→市道で
(全行程:車で約1時間)
JR大歩危駅から四国交通バス(かずら橋又は久保行き)
→かずら橋バス停下車して徒歩5分
・営業時間:日の出~日没
・駐車場:乗用車~293台 近隣に駐車場あり 市営駐車場は(かずら橋夢舞台)
・電話番号:0120-404-344 (三好市観光案内所)
・料金:大人 550円 小人 350円
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