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山形温泉事情~情緒あふれる名湯から、ちょっと驚きの秘湯まで~
山形は温泉天国
火山があれば温泉がある! 名山の多い山形には、もちろん温泉もいっぱい。
情緒あふれる観光スポットから、なかなか人が立ち入らない秘湯まで、バラエティに富んだ様々な温泉が楽しめる山形ですが、各温泉は泉質も多種多様。
泉質によって温泉の効能は変わってくるので、自分にぴったりの温泉を探してみては?
山脈が連なる地形の山形で、個人的な温泉巡りを楽しむなら、移動の際には車移動するのがベター。
しかし、車が入っていくのすら怖いような場所もあるので、山奥の秘湯に行く場合は、事前に道路状況をしっかり下調べしておいた方が良いでしょう。
有名な観光地である温泉郷に行くなら、首都圏からも長距離バスやツアーが組まれていることも多いので、楽チンですね。
風情溢れるオススメ温泉郷
・赤湯温泉
かつて奥州街道の宿場町として多くの人々が行きかっており、湯治湯としても愛されてきた「赤湯温泉」は、源義綱により発見されたと いう言い伝えが残る温泉。
その後も殿様が入るための箱湯として利用されたり、人気の宿場町として長年栄えてきた温泉です。
・銀山温泉
日本三大銀山の一つとして栄えた出羽延沢銀山。その後、堀子共が中沢に湧き出てた湯を見つけ、それを湯治場としたのが「銀山温泉」です。
銀山川を挟むように、大正~昭和初期に造られた木造宿が建ち並んでおり、情緒あふれるガス灯や石畳の風景を楽しむことができる温泉。冬場の雪景色も最高です。
・肘折温泉
昭和初期の郷愁あふれるレトロ感がたまらない「肘折温泉」は、大同2年開湯の歴史ある湯治場です。
浴衣を着て人力車で温泉街を周るのもまた一興。
湯治客に人気の朝市もあり、湯治場風情を楽しむのにぴったりの温泉郷です。
山形の秘湯
山岳地帯の多い山形には、秘湯も数多くあります。
荒々しい岩山の合間に湧き出た「姥湯温泉」は、鉱山師が鉱脈を探して山々を歩いている最中に、温泉に入った山姥と出会い、湯守になれ、と言われたという伝説が残る秘湯。
神秘的な雰囲気のある岩場の露天風呂は、500円で日帰り入浴が可能。
夢の中で不動尊のお告げを聞いて見つけられたという伝説のある「大平温泉」は、春には新緑、秋には紅葉と、雄大な大自然の風景を眺めながらの温泉が楽しめる露天風呂があります。
11月の上旬から5月の上旬にかけては冬季休業期間となるのでご注意下さ い。
まだまだある!変わり温泉
温泉天国山形には、ほかではちょっと見られない一風変わった温泉や、激安で入れる温泉もあるんです!
そんな変わり種温泉も、せっかくなのでいくつかご紹介します。
・石抱温泉
肘折温泉にある「えびす屋」で管理する「石抱温泉」は肘折温泉郷から更に車で10分程度走った山奥にある秘湯。
冬場には雪で温泉が隠れてしまうこちらの温泉は、炭酸ガスが大量に噴出しているので、石を抱いて入浴しないと温泉の中で体が浮いてしまうことから「石抱温泉」という名が付けられた、という、一風変わった由来を持つ温泉です。
・湯ノ沢間欠泉露天風呂
標高800mにある、非常に珍しい温泉である「湯ノ沢間欠泉露天風呂」。
それというのもこの温泉、日本で唯一の入浴可能な間欠露天風呂なんです!
こちらの間欠泉は、天候や季節によって間隔に差があるそうですが、10分~40分程度の間隔で噴出しているそうですよ!
走るのが心細くなるような細い山道を抜けた先にある温泉宿ですが、非常に珍しい入浴可能な間欠露天風呂ですので、行く価値は大ありですよ!
・小野川温泉
「小野川温泉」にある「有料露天風呂 小町の湯」は、なんと大人200円、子供100円で入れてしまう露天風呂!
付近には野生の蛍の生息地にもなっているので、夏の夜には蛍の放つ幻想的な光を楽しむことができます。
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