天空のリゾート、氷ノ山でレジャーを満喫しよう（鳥取県） | 風俗のお仕事コラム

「わかさ氷ノ山（ひょうのせん）自然ふれあいの里」は、若桜町にある氷ノ山の中腹に築かれた大規模な複合レジャー施設です。園内では四季折々のレジャーが楽しめるように様々な施設が用意されており、スキー場からキャンプ場、グランド、テニスコートにプールまで完備した、県内の人々の憩いの場となっています。もちろん県外からも多く訪れ、それぞれの季節に応じた賑わいを見せています。アクセスは若桜鉄道若桜駅からバスで25分となっており、自家用車で訪れる際には鳥取自動車道の河原ICから40分ほどの道のりとなっています。

「わかさ氷ノ山自然ふれあいの里」にはとても一日では遊びきれない敷地面積と豊富なレジャー施設が揃っています。そのため日をまたいで滞在したいという人も多くいる上で、ふれあいの里の中にある宿泊施設「氷太くん」は非常にありがたい拠点となってくれます。その巨大な円弧を描く近代的なビジュアルもさることながら、宿泊施設としてのみならずレストランや大浴場、トレーニングルームや体育館、研修室と、学生やスポーツ選手の合宿旅行や、社会人の研修、保養施設としての機能も完備された万能活動拠点です。ホールや広い屋上庭園からの眺めは素晴らしく、極論、この「氷太くん」の中に引きこもっていてさえ、退屈することなく氷ノ山の自然を十分に満喫できるのではないでしょうか。レストランでは高原の幸とでも呼ぶべきご当地で採れた新鮮な食材をふんだんにあしらった料理がふるまわれます。

氷ノ山には国内でも屈指のブナの原生林が広がっており、また天然記念物であるイヌワシやツキノワグマが生息するという、貴重な自然の宝庫です。日本二百名山、日本の秘境100選、21世紀に残したい日本の自然100選に指定されており、ややネームバリューを盛りすぎていてわけが分かりません。しかしともかくも、その自然の豊かさ、景観の美しさは確かなものです。「わかさ氷ノ山自然ふれあいの里」内にはそういった、樹木と動物たちが共生して営む世界を身近なものとして体験できる施設が数多くあります。子供連れの家族であれば、夏休みに訪れることで学生の自由研究が大いにはかどることでしょう。

氷ノ山は1,510mという標高を誇り、中国地方で大山に次ぐ高峰となっています。「わかさ氷ノ山自然ふれあいの里」を遊ぶ上で活動拠点となる宿泊施設「氷太くん」のある場所でさえすでに日によっては一面に雲海が見下ろせるほどの標高にあり、園内のどの場所にスポットを当てても高原ならではの見事な景観が得られるでしょう。

300万年ほど前に海底火山の活動によって形成されて以来、氷ノ山はこの地の人々にとって象徴的な存在であり続けました。それゆえ伝承が多く根づいており、古事記や日本書紀にも氷ノ山は登場します。代表的なものでは、その名前の由来にまつわる神話があります。天照大神（あまてらすおおかみ）が率いる一団がこの地で一夜を過ごしたことがありました。翌朝、天照大神が木々のこずえに朝日がさんさんと降り注ぐ様を見て「日枝（ひえ）の山」とつぶやいたといいます。そこから、その山は日枝の山と呼ばれるようになり、次第に転じ、氷ノ山になったのだとか。――無理がある、という意見は胸の中におしまい下さい。

氷ノ山の中腹に位置する「わかさ氷ノ山自然ふれあいの里」でさえ十分に高原の自然美を堪能できますが、やはり氷ノ山の真髄に触れるには、登山道に自らの足で分け入って、可能ならば登頂を極めたいものです。標高1,510mという高さは初心者にも決して不可能な難易度ではなく、また他方、初心者であればこれを極めることで十分脱初心者を自負してよい、登山者としての大きな自信を得る体験になるはずです。登山愛好家に人気が絶えない氷ノ山の魅力に迫ってみましょう。

氷ノ山の登山の目的はやはり山頂に達し、そこから見渡すことのできる雄大な景色にあるでしょう。それは十二分に期待しておくべきです。是非それを励みに山道を一歩一歩踏みしめる楽しさを味わってください。期待が裏切られることはまずありません。ただし、道中のここでしか見られない動植物や豊かな地形が織りなす世界を味わいながら、ときに足を止めて正常な空気に浸るのも醍醐味の一つと言えるでしょう。

氷ノ山登山に臨むには、事前に登山届を「氷太くん」の受付に提出する必要があります。万全の装備を整えて出発しましょう。また、その際に登山ガイドを10,000で雇うことができます。経験豊富で話し上手な登山ガイドを道連れにすることができれば、登山の安全性はぐっと高まるばかりでなく、道中目にするさまざまな動植物の名前やそれらにまつわる小話をたくさん聞くことができます。10,000円で氷ノ山登山の思い出が何倍にも膨れ上がると思えばそう高い買い物でもありません。是非ご利用ください。