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迫力満点、府内戦紙を見れる大分七夕まつり
▼3日間に渡る大分七夕祭り
大分七夕まつりは大分県大分市で8月第1週の週末に行われる七夕祭り。大分市の中心部にあるセンタポルタ中央町やガリレア竹町をはじめとする商店街に七夕飾りが彩られ、山車と踊り隊が大分市の中心街を歩く府内戦紙などのイベントが催されます。
初日の金曜日の夜には、歩行者天国となった大分市の目抜き通りである中央通りを武者や竜などをかたどる20基以上の山車と踊り隊が歩く府内戦紙が行われる。お祭りの屋台なども出店されています。
2日目の土曜日の夜にも場所は変わらず中央通り、2000名ほどの参加者がチキリンばやし市民総おどり大会に参加する。チキリンばやしは大分県に伝わる夏祭りの踊りで、東アジアの体鳴楽器である鉦のチキリンという音のにぎやかなリズムに乗り、踊り手が2本の竹棒を打ち鳴らしながら舞い踊る踊りである。小学校の運動会でも踊られることが多いため、老若男女問わず幅広く知られている。七夕ブロードウェイでフィナーレが締めくくられ、ゴスペル合唱の歌声と共に27000個ほどの風船が夜空に放たれます。
最終日の3日目の日曜日の夜には市街地を流れる大分川の弁天大橋上流で納涼花火大会が開催される。納涼花火大会は別府市の夏の宵まつり納涼花火大会と並ぶほどの大規模な花火大会で、2010年の開催時には6000発もの花火が打ち上げられました。
3日間の大分七夕まつりはとても派手で楽しいため、県内外問わず安定した人気があります。
▼府内戦紙とは?
昭和60年、大分商工会議所青年部発足が4年目を迎える年でした。皆が地域商店街の活性化について協議する中、他県の有名な祭りに比べて大分市の祭はメインと言えるものが乏しく、新しい文化をつくるべきだと若者の立場から夏祭りを検討し、全国の祭を研究したのでした。
10年で街の文化となる祭りを作ることを目標に、青森のねぶたを基に大分らしさと躍動感を加えようと独自で考えついたのが電飾の山車。その作成した山車で大分七夕まつりの市民みこしに1基で参加しました。それを見た当時の市長が子供の頃遊んだぱっちん、めんこの絵柄のようだと評したことが、府内ぱっちんの命名でした。
府内戦紙公式サイトでは踊りの練習動画などもあり、府内戦紙は参加も呼びかけています。一般踊り隊や一般担ぎ隊、フォトコンテストやぱっちん王決定戦、踊り選手権まで。一般参加だけでなく様々な形で府内戦紙に参加できるので、こちらも合わせて見てみて下さい。
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