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ずっと大切!江戸時代から保存される倉敷の街並み
かつて「天領」として栄えた倉敷
「天領」とは、江戸幕府の直轄領という意味です。江戸時代には全国の物資が行き交う街として栄え、今でもその名残りを極めて濃く残す街、それが倉敷です。まずは景観としての倉敷が有名で、江戸の街に迷い込んだかと思うような地区が数多く保存されているのも特徴です。城壁の屋敷や、和の渋みと洋の洗練された意匠が組み合わされたような洒落た古民家、茶屋、水路、柳並木などなど、数え上げればきりがありません。日本風の古い街として一番有名なのはおそらく京都ですが、倉敷も決して負けてはいません。
倉敷市は江戸時代には繊維工業の街として栄え、近年にはその性質を引き継いだまま、工業地帯として栄えてきました。そういった産業の目線から見た場合の倉敷市は、やはり今でも繊維工業の街という側面が非常に強く、児島地域はジーンズの聖地とも呼ばれています。そもそもアメリカで生まれたジーンズを日本で最初に作り始めたのが児島の街でした。古くから木綿の栽培で繊維工業を発展させてきた下地を振るい、今なお服飾技術の最先端を走り続ける街、それが倉敷の児島なのです。
倉敷の大部分、特に本町と東町界隈は街並み保存地区に指定されています。白壁と格子窓のある映画セットのような家々には今も普通に人が住んでいて、生活の息遣いが聞こえます。そこにあるだけで美術的な空間を演出してしまうような街並みには、おしゃれなカフェやギャラリーがとてもよくマッチします。倉敷の街には和も洋も不思議と馴染んでしまう底力があります。現代的なものともよく馴染んで調和してしまう倉敷には、おしゃれなお店が数多く隠れています。
倉敷美観地区の江戸情緒とモダン
倉敷美観地区とは条例に基づいて定められた倉敷市本町全域と東町の大部分のことを指します。およそ21ヘクタールがこれに含まれ、中には数々の伝統的建造物が当時のままの姿で残されています。特徴は白壁と格子の街並みで、昔ながらの家屋は当時の姿を損なわない程度に改修、アレンジされ、和と洋、レトロとモダンの調和した全景を演出しています。そして倉敷美観地区を象徴する景色といえば、倉敷川沿いの柳並木です。美観地区のメインストリートでもあり、多くのお店が立ち並び、往来も盛んです。観光地としても名高いこの美しい街は、かつての情緒を残したまま現代的に生まれ変わりつつあります。
年々外国人含めた観光客の人気を増す倉敷には、様々なおしゃれな店が並んでいます。和とはかけ離れているのではないかといったお店も例外ではないのですが、それが絶妙にマッチして、現代人を楽しませています。たとえば、屋外席の豊富な、いかにもニューヨーク式といった趣のピッツェリアやカフェ、カレー専門店がそれに当たります。そういったお店の中に呉服屋や懐石料理店、茶屋、蕎麦屋、老舗旅館が仲良く混在しているのです。倉敷は毎年夜の景観も楽しめるようにとライトアップが行われていたり、「倉敷春宵あかり」などのお祭りも盛んです。景観のみならず食の面でも楽しめる街倉敷美観地区を、出稼ぎの際には是非お試しください。
倉敷にある代表的なおしゃれ建造物たち
古い建物の改修に際し、和洋折衷の絶妙な舵取りによって美しさを増してゆく倉敷美観地区ですが、かつての姿そのままの名建築も少なくありません。そんな数々の名物建造物をご紹介します。倉敷には美術館や博物館がもともと多いのですが、中でも「大原美術館」は数ある美術館のボスといった風情があります。美観地区のランドマーク的存在とも言っていいその佇まいもさることながら、内装、そして展示されている作品群も世界的に有名なものばかりです。2003年には分館が「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定されています。エル・グレコの「受胎告知」やセザンヌの「水浴」、ピカソの「頭蓋骨のある静物」など多数の名画を目当てに訪れる人が絶えず、館内に足を踏み入れると、なんとも奇妙な、けれど素晴らしいふみ心地の床が迎えてくれます。
「アイビースクエア」もまた注目を集める素晴らしい建造物です。旧「倉敷紡績」の煉瓦造りの工場を改装してホテルとした施設で、赤煉瓦はびっしりとツタに覆われており、その様子を特徴とした独特のスタイルを貫いています。ホテルのみで完結する施設ではなく、内部にはレストラン、多目的ホール、オルゴール館など様々な施設が含まれています。たとえば「愛美工房」では陶芸や愛染の体験ができ、作ったものは後日配送してくれます。紡績工場の事務所を改修した「オルゴールミュゼ」では、シリンダーオルゴールやディスクオルゴールなど様々なオルゴールを見ることができ、その音色を聴くこともできます。定期的に開催されるオルゴールコンサートも人気があります。オルゴールショップも兼ねているので、出稼ぎでもし訪れることがあれば、この機会に一つ、自前のオルゴールを購入して新しい趣味を開拓してみてはいかがでしょうか。
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